9月は秋彼岸です
2015-08-17
もう少ししたらお彼岸ですね
皆様はお彼岸の云われを考えたことはありますか?
{彼 岸 の 由 来}
古くは聖徳太子の頃から始まったともいわれ、古い記録では『日本後記』に「延暦二十五年三月辛巳の 条」に、崇道天皇(早良親王)の供養の為に諸国の国分寺の僧を集め、法要をしたことが記され、彼岸のはじまりとする説もあります。農耕文化の日本では古来より、昼夜の時間が同じで、真東から太陽がのぼるこの時節に自然の恵みに対する感謝をささげる風習があり、これらと仏教の教えが結びついたと考えられています。
【「彼岸」言葉の意味】
彼岸とは、「彼の岸」すなわち「悟り、涅槃の境地」を意味し、その語源は、サンスクリット語「パーラミター(波羅蜜多)」の漢訳語「到彼岸」からきています。
煩悩と迷いの世界である「此岸」から悟りの世界「彼岸」へ到達するために、「六波羅蜜」の修行を行ないます。彼岸はその修行をするための期間でもあります。
※六波羅蜜(ろくはらみつ)とは
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧という六つの実践徳目。
布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧という六つの実践徳目。
彼岸に善徳を積むと極楽浄土に行けるとされております。
貴方も、この彼岸月に備え、先祖様を想う真心で供養の準備をされると良いですね。
絵 知人 本村照香さんの息子さん 本村卓空 作
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